2011年

9月

26日

早まる時間

軽井沢にて 久しぶりのマイナスイオン
軽井沢にて 久しぶりのマイナスイオン

 

最近時間の経過がやけに早く感じるのはどうも私だけではない

ようです。ついこの間新しい年が明けたと思ったらあれよあれ

よという間に夏が過ぎもう秋がきてすぐに12月そしてまた新

しい年へと。

 

正確な理由は定かではありませんがどうも多くの人がそう感じ

ているようです。(子供の頃と比べてということではなく)

 

話は少し変わりますが、時間といえば2日ほど前に大きなニュ

ースが飛び込んできました。「ニュートリノが光速を越えた。」

これに関してはまだ検証が必要との見解もあるようですが、も

し本当であれば物理学の根底を揺るがす大発見です。

 

アインシュタインの理論によれば光速に近くなると時間はだん

だん遅くなり光速で時間が止まることに。光速を越える物体は

「負の質量」を持つことになり時計は逆に進み、結果から原因

が生まれるというまさにタイムマシンの基礎となるわけです。

 

1995年に描いた絵のタイトルが「マイナスの質量」。実際に

はありえないものとしてつけましたが、しかしなかなかのプラ

ス発想であったと思います。

 

そして先月のニュースでは来年時空の素粒子を求めてアメリカ

で実験が行なわれる予定とのことです。時間や空間はなめらか

なひずみのない連続したものとばかり思っていましたが、量子

力学の素粒子のように最小単位(素空間、素時間)があるらし

いというのです。

 

新たな物理学の発見に非常に興味をそそられますが、私達を取

り巻く時間の概念が大きく変わろうとしています。

 

時間とは何なのか。

 

そもそも日常生活においての時間とはわかりやすくするためごく

ごく狭い範囲において規定した産物にすぎず、逆にあってないよ

うなものとして認識してもおかしくないように思います。

 

思いや意識は簡単に時空を飛び越えどこへでも行く事ができる

わけで、意識自体を時間に組み込むことでがらりと変わり、ま

た肉体の老化という時間も逆行させることが可能ではと思った

りします。

 

話を元ににもどしますが、現在は時間の進み方が早いのでそれ

に対応した姿勢が不可欠になってくるように思います。多分直

観でどんどん物事を進めていかなければ追いついていけないそ

んな時代なのかもしれません。

 

ぼーとして過去や未来に思いを馳せる暇があったら(それも必

要ですが)現在、「今ここに」という時間が止まるくらいの集

中力が要求されている気がします。

 

 

 

 

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